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チームの連敗止めた!ダル2安打完封
<日本ハム1-0ロッテ>◇26日◇札幌ドーム

 最後までマウンドは譲らない。日本ハムのエース、ダルビッシュ有投手(20)が4試合連続完投を今季初完封で飾り、チームの連敗を6でストップした。許したヒットは3回と8回のわずか2安打と完ぺきな投球を披露。今季両リーグ最短の2時間18分で試合を終わらせた。ここまで6試合に登板し、完投は早くも5試合目。無尽蔵のスタミナで、救援陣に不安を抱え、低迷が続く昨季の日本一チームを救った。

 遊んでいるかのように、簡単に「0」を並べ切った。ダルビッシュはマウンドを降りても、ふてぶてしかった。「全然、疲れていない。手を抜いていたので…」。不敵な笑みを浮かべるほど、余力たっぷりの快投ショーだ。初回にもらった最少援護を守り切り、最後まで札幌ドームのど真ん中に仁王立ちした。4試合連続完投を今季初完封で飾り、連敗を「6」でストップ。弱冠20歳ながらスクスクと育った大黒柱は、どこまでもたくましかった。

 上司命令を、完ぺきに順守した。試合前、佐藤投手コーチにおどけながら問い掛けた。「完投ですか」。32歳上の165勝右腕の大先輩から「完投しろ!」と即答された。闘争心を揺さぶる一言が、本気にさせた。立ち上がりの不安を解消するため、この日は通常より約10分ブルペン入りを早める微調整。今季セ・パ両リーグ最短2時間18分、痛快なシャットアウト劇が幕を開けた。

 「球速が出なかった。体のキレが悪かった。上半身のバランスが悪かった」。歯切れは悪いが、投球内容はキレていた。最速150キロを記録したが、直球の大半は140キロ台中盤。カットボール、ツーシームを主体に、打者の打ち気をそらし、バットの真しんを丁寧に外していった。今季は5試合、9回以上を投げた中で最少の8三振。力と技。自身の調子に合わせて2つのスタイルで投げ分ける、術を身につけた。

 進化の行方が見えないほどの3年目だ。昨季までとの違いをこう自己分析する。「体の強さとコントロール」。気持ち、身長に比例していなかった体幹を含めた筋力の弱さから自滅した昨季までと違い成長。オフの間は投げ込みを行わず、ウエートトレーニング中心で体づくりを行ってきた。札幌の寮では、深夜に電子ジャーに余っていたご飯をかき込むなど、空腹の時間を最小限に抑えた。そんなシーンを目撃したことがある球団関係者は「練習しているから腹も減るんでしょうね」。練習量だけではなく、肉体改造の基盤になる体内のケア、努力を常に怠らなかった。

 3回無死一、三塁では、投前ゴロを処理すると、忍者の手裏剣のようなトスで本塁タッチアウト。堂々と「本能ですよ」と言い切る自信が、今では投球に象徴されている。今季6試合で5完投。「次は中継ぎに、し・っ・か・りと、頑張ってもらいますよ」と言葉を強調し、上位追撃へのバトンを託した。甘いマスクの大黒柱は、チームの誰もがすがりたくなるほど太い。

(日刊スポーツ北海道引用)
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