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苫東耕作地、渡り鳥激減 カラスばかり 生態系崩す恐れ 野鳥の会調査
【苫小牧】日本野鳥の会(柳生博会長)は、苫小牧東部地域(苫東)の弁天沼周辺に広がっている試験耕作地が鳥類に与える影響についての調査結果をまとめた。それによると、耕作地ではカラスが幅を利かせ、勇払原野で夏を過ごす代表的な渡り鳥ノゴマやコヨシキリなどが極端に少なくなっていることが分かった。

 弁天沼はウトナイ湖の南側に位置し、三十種を超える希少鳥類の繁殖地。調査は昨年六月に行われた。調査地域をハンノキ、ノリウツギが点在する疎林草原地、ヨシなどが多く生える草原地、耕作地の三つに分け、目視や鳴き声によって野鳥の数を割り出した。

 その結果、疎林草原地では九十四羽(一ヘクタール当たり四・七羽)、草原地では七十二羽(同三・六羽)の野鳥が見つかり、ノゴマ、ノビタキなど草原を好む鳥を確認した。これに対し、耕作地では四十一羽(同二・○五羽)にとどまり、そのうちハシブトガラス、ハシボソガラスなどが半分以上を占め、その他の野鳥は極端に少なかった。耕作地を足がかりにカラスが原野に入りこみ、他の鳥を脅かしている実態が分かった。

 今回の調査では勇払原野の野鳥生態系の頂点に位置し、環境省レッドデータブックの絶滅危惧(きぐ)種に記載されている猛禽(もうきん)類チュウヒは確認されなかった。同会ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターの原田修チーフレンジャーは「耕作地は農薬が散布されるなど野鳥生息には適さない。生態系が崩れれば、小鳥を捕食するチュウヒなど希少種にも悪い影響が出る」と指摘する。

 株式会社苫東は、二○○○年から遊休地を野菜の試験耕作地として米国の大手食品会社などに貸し出しており、広さは苫東地域全体の約2%にあたる二百五十ヘクタールに及ぶ。同社は「耕作地は一時的なもので、増やす予定はない。環境悪化に対しては目を光らせていきたい」と話している。

(北海道新聞引用)
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ウトナイ湖ウトナイ湖(うとないこ)は、北海道苫小牧市の東部にある淡水湖。ウトナイトー、ウトナイ沼などとも呼ばれる。なお、アイヌ語で「トー」は沼、湖を指す。南流する美々川が勇払川に合流する地点の1kmほど北にある。周囲は低湿地が広がり、沼が点在しているが、ウ 湖の森【2007/09/29 15:34】